最近中学生も出入りするようになりました。
思春期の心の嵐の中にいるんだな、というのが伝わってきます。
今日はある子に「ここでは嘘をつかなくていいよ」と言いました。
私も大変な嘘つきの少年でしたから、彼らの気持ちが少し分かります。
自分を守りたくても、何の力もないわけで、嘘で守るしかないって思ってしまうのです。一度嘘をつき始めたら、まわりの信頼を失ってしまい、本当のことを言っても信じてもらえなくなるので、傷つくのが怖いから本当のことをさらに言わなくなるのです。
「教会では嘘をつかなくていいよ。失敗したり悪いことをしたら、あやまればいい。赦されるから。本当のことを言えばいいよ。」
これは、中学生の時の私に言いたかったことばです。
それを彼らの心に届けることができたのを、とてもうれしく思います。
「盗んではならない。
欺いてはならない。
互いに偽ってはならない。」レビ記19:11